モデルやライバーやアイドルなど、特に人に見られる被害に会いやすいのがネットストーカー!
弊社でもライバーマネージメントやモデル派遣などがお仕事のため、多くの事例を見聞きしてきました。
そこで、今回はストーカー?嫌がらせ?と感じ始めて困り始めている方に、無料で気軽に相談できる国の機関や、実際のストーカーに対する法律チェックなどをまとめてご紹介いたします。
ストーカー規制法がすごい
これまでストーカー事件による悲しい事件が多く起きて、テレビのニュースでも取り上げられてきました。
それにより、年々ストーカーは立派な犯罪として規制が強くなってきており、ちょっとしたことでも事件として扱ってくれるようになっています。
わかりやすい例として、警視庁のホームページでは8つの例が挙げられています。
- つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等
- 監視していると告げる行為
- 面会や交際の要求
- 乱暴な言動
- 無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS等
- 汚物等の送付
- 名誉を傷つける
- 性的しゅう恥心の侵害
箇条書きですが、今ではちょっとしたことですら事件の対象となっています。
誰でもわかる定番の事例が多い中でも、やはりプロダクションである当サイトで注目したいのが、『面会や交際の強要』です!
というお悩みが多くあります。
しかし、今ではこれだけで立派なストーカーの嫌がらせとして規制の対象となるのです。
『名誉を傷つける』というのも非常に多くありがちで、
というのも立派なストーカーとしての名誉棄損で事件になります。
確認したい方はぜひ後ほど警視庁のホームページもご覧ください。
相談方法
実際にストーカー規制法にあたるかあたらないかの相談方法は2種類あります。
- 最寄りの警察署へ相談
- 総合相談センター(#9110)
もちろんどちらも無料なうえ、警視庁のホームページでは、
ストーカー行為の被害に不安を覚えたら迷わず警察に相談して下さい。あなたにとって最善の解決方法をみつけます。
被害がより深刻になる前に最寄りの警察署にご相談ください。
と書いてあるように、本当にちょっとしたことでも気軽に相談して大丈夫です。
証拠を取っておく
相談するうえで大事なのが証拠です。
もちろん証拠がなくても相談できるのですが、証拠があるとかなり早い対応をしてくれます。
SNSで送られたメッセージやLINEのメッセージなど、事件となれば匿名のものでもすぐに通信履歴でストーカーの個人情報を判明させることができます。
不愉快極まりないと思いますが、メッセージや写真は必ず残しておきましょう。
事前のストーカー対策
ストーカーが現れてからでは手遅れ!
事前に少しでも早くできることをまとめました。
プライバートSNSではなくライバー専用のSNSを開設
これまで普段からプライベートで使っていたSNSを連携するのが一番危険です。
撮影場所の背景などの記録から簡単に個人情報が特定されてしまいます。
また、どれだけ身バレしないように頑張っていたとしても、友人経由で漏れることがあります。
コメント欄でした何気ない会話からその友人のSNSに流れて、友人の投稿の情報からあなたを特定する情報を見つけ出します。
個人では難しい内容だとしても、ネットストーカーが大金を払ってうまいこと探偵や公共機関を使って割り出すなんていうこともあります。
実際に過去にはそういったネットストーカーの執念で個人情報を割り出されて、アイドルが被害に会う事件なんかもありました。
そのため、絶対にフリーライバーやフリーモデルの方は、プライベートとタレント業を分けるように、SNSは別のアカウントを使いましょう。
事務所に登録する
やはり一番は事務所に登録すること。
「DMは事務所管理なので、お返事ができないどころか、見ることすらできない」というだけでストーカーからのアプローチを無効化することができます。
フリーのモデルや配信ライバーへのネットストーカーの始まりはたいていがDMです。
SNSのコメント欄では周りの人も見える分、大きなことを言うことができないうえ、少しでも不快に感じればブロックして終わりです。
しかし、DMとなると「リアルで会わないとこれ以上、応援しない」というように要求がダイレクトに来るので、断れず被害に会うというケースが多くあります。
また、お仕事の情報を探ってベンチに押し掛けるストーカーがいる場合もありますが、イベントや撮影の内容によっては、マネージャーが同行してくれます。
どちらのケースも100%ではありませんが、会社単位の事務所があなたの味方というのは相当心強いと感じられるでしょう。
もちろん自分でお仕事を取ってマネンジメントできる方からすれば、お給料が事務所に入る分減ってしまうというデメリットがあるのは事実ですが、守ってくれる看板と考えれば安いものとも言えるのではないでしょうか。
また、入る事務所も厳選すれば、メリットばかりと感じられることもあります。
なので、フリーにこだわらず事務所を利用するのも一つの手と言えます。
専門の相談先3選
先ほどは警察の法律とホームページを元にご紹介しましたが、
「警視庁の連絡するのは気がひける・・・」
という方もいると思います。
少しでも嫌な思いをしているのであれば、全く遠慮せずにかけて良い場所ですが、
「身内からのセクハラなので、大ごとにしたくない」
「あまりにも恥ずかしい内容なので話したくない」
と言うパターンの場合は、警視庁のホットラインにかけずらいというのも事実。
ということで、さらに専門的なお悩みに特化した窓口も調べて、3つご紹介。
気軽な電話相談には『女性の人権ホットライン』
国の法務省が運営する機関で、女性の人権相談に特化した電話相談の窓口。
女性の人権問題に詳しい職員が無料で相談に乗ってくれます。
ストーカー規制法にあたるかわからないような夫や彼氏からの嫌がらせなども対象なので、何でも気軽に相談することができます。
リベンジポルノや風俗の悩みなら『PAPS』
性産業にかかわって困っている方の相談窓口として、業者への交渉などを一緒に行ってくれる期間。
『相談していいの?と思うことでも』とホームページに書いているように、ちょっとした写真の嫌がらせなどにも対応してくれます。
AV強要などのお仕事の悩みは『ライトハウス』
モデルやタレントのお仕事をはじめ、スカウトなどから被害に会いやすいAVの強要のお悩みならライトハウス。
近年特に増えている被害例の一つであるAV強要に特化しており、各イベントを開催するほど。
まとめ
以上がストーカーへの対策や電話相談先のまとめでした。
弊社では現在、ライバーや登録制モデルを募集しているので、ストーカー対策やファン対応に自信がない方はぜひ弊社へご登録ください。